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平成26年12月1日号

第408号

 いよいよ本年も残り僅かになり,なんとなく慌しい気分になります。そんな時に思わず何でやと言いたくなる衆議院選挙が行われます。自民党と安倍総理の党利党略にもとる解散で大義名分はどこにもありません。国民に信を問うならば集団自衛権の事を取り上げて行うべきで、それは問わずにアベノミクスについて信を問うというなど、国民を軽視愚弄するにもほどがあると思います。国費の無駄使いを咎め、反対票を投じたいが現在、野党はバラバラで政権交代を託せるところがありません。不動の野党は共産党のみです。おそらく共産党は批判票を集め議席を伸ばすことになるでしょう。
 消費税の引き上げは社会保障のためには避けられないことで、特に老人の増加率が高い地方の経済地盤の低下を考えたとき、目先の景気を考慮して先延ばしするのは地方の財政をいっそう悪くするだけなのです。社会保障が膨張し、国債地方債を合わせた国の借金はこの2年だけで40兆円増え、間もなく1100兆円になろうとしています。消費税を上げ基礎的財政収支を黒字にする財政健全化を目標に掲げスタートした筈ですが、目先の景気冷え込みに残り2%の実施を先延ばししても景気が良くなる保証はありません。今の日本には、目先の動きに一喜一憂することなく定めた目標に向かって国民を鼓舞し痛みを分担してもらい、自らは行政改革に大鉈をふるい経費を削減していく、こんな覚悟を持った政治が必要なのです。『今の痛み』と『近い将来のより大きな痛み』のどちらを取るか国民も真剣に考えなければならない正念場に来ていると思います。ところが、この度の選挙は自分たちの政権を少しでも長く続かせるため、人気の下がらぬうちに、そして野党のまとまりのない今がチャンスと、国のことを思う心など微塵もなく700億の血税を使うのです。嗚呼、腹立たしいを通り越し、情けないことであります。
 最後に、皆様より賜りましたご愛顧に、心より厚く御礼申し上げますとともに、明年も変わらぬご鞭撻とご指導を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

平成26年11月4日号

第407号

 不意に強い雨が降りかかり、見る間に去っては青空が広がる時雨は晩秋から初冬にかけての空模様です。この3連休はまさにそんな天気でした。気温も下がり、冬物を出して着替えると、暖かさにほっと一息つきます。
今年も年の瀬まで2ヶ月足らずとなりました。正月を迎える動きも始まります。和歌山では鏡餅に乗せる串柿つくりが始まりました。真ん中に6個左右に少し間を開けて2個づつ合わせて10個の柿が夫婦仲睦まじくの縁起物になって飾られます。この季節は空気が乾燥して干し柿つくりには格好の季節、正倉院展が開かれるのが毎年この季節であることも肯けます。
 アベノミクスが色あせてきたと感じないでもないところにサプライズです。日銀が40兆円の金融緩和を発表しました。市場は円安、株高で反応しています。これが景気回復に繋がっていけば良いのですが、果たしてうまくいくか少々疑問を抱きます。円安になれば貿易収支は黒字でなく赤字が増える経済構造になっています。物価は上がり家計に響きます。輸出産業で儲かるところもありますがそれは一部で景気を押し上げる力にはなりません。今月の電気銅建値が50円高になったのはまさしく円安によるものです。日本は多くの資源を海外から輸入し、加工して輸出するのが生業の国で、仕入れ価格が上がって売り価格が並行して上がらなければ、苦しくなります。安い労働力を武器に輸出を伸ばす外国勢に負けない強い産業が減ってきたことが、産業構造イコール経済構造の変化を齎しました。この度のアベノミクス第2弾の金融緩和に疑問を抱くのは、円安政策がはたして正解なのか、違うのではないかと思うからです。

平成26年10月1日号

第406号

 9月27日紅葉を賞でようと訪れた登山客が弁当を広げようとしていた矢先、思いもかけぬ大噴煙が上がり、たちまちのうちに煙、灰、岩石、熱風に襲われ、多くの方々が亡くなられる大惨事が起こりました。その後も続く噴煙に救出作業の進行も遅れがちで、大変です。御嶽山は1979年夏に開田高原に別荘を持つ知人に誘われ家族で登ったことがあり、その直後の10月に噴火したので印象の強い山です。3000メートルを越す山で山岳信仰の山としても有名です。富士山は休火山、御嶽山は死火山とされていましたが、1979年の噴火が契機になって、人間の尺度ではかる分類が見直され休死は言わなくなったそうです。BC79年に噴火したイタリアのベスビアス火山はポンペイの町を廃墟にし、3万人の命を奪いました。2000年経た今、現地には再噴火を懸念する向きもあるそうです。富士山も過去に大噴火をした山ですから、気になります。地震計を沢山設置し計測していても噴火を予知することは難しいようですね。
 1964年10月1日開通した東海道新幹線は今日、開業50周年を迎えます。東京オリンピックを迎え、復興日本を象徴するメルクマールの誕生でした。この50年間に56億人を運んだ新幹線は安全かつ安定した大量の人員を高速で輸送できる交通機関として世界に認知され、2007年には台湾で採用され、アメリカやインドなどで検討されていると聞きます。正確無比はJRが誇ることの一つですがスーツケースの収納スペースを乗降口近辺に設置するなどおもてなしの分野で更なる工夫が欲しいところです。速さを求めてリニアモーターカーの開発も進んでいますが、スピードとリスクは隣り合わせ、ほどほどでよいと思うのですがどうなんでしょうか。

平成26年9月1日号

第405号

 どうしたことでしょう。
今年の8月は気象庁が平成26年8月豪雨と名づけたように、全国的に記録的な大雨が降り、洪水土砂災害などで多くの死者や家屋の損壊が発生しました。甲子園球場で開催される夏の高校野球大会も、開会式が2日も順延され、大会中も不順な天候に選手も応援団もそしてグランド整備も大変でした。一方アメリカカリフオルニア州からは猛威を振るう山火事のニュースが報じられ、異常乾燥が原因で500年に1度とも言われる旱魃に喘いでいるとか。降れば洪水、照れば旱魃、吹けば竜巻。極端な気象現象が地球上に広がってきています。このような自然の猛威に直面することが増えてきたのは何故でしょうか。地球温暖化が言われ始めて久しいが、人口の増加、消費エネルギー増が齎す大気汚染などが影響していると思われる。自然の営みの中で、穏やかな日差し、大地を潤す慈雨、木々にそよぐそよ風など、マイルドな自然の恵みを享受するには、我々人類が心しなければならない自然の摂理があり、それを無視したり気付かずにきたがゆえに、自然はバランスをとるために動きが激しくなってきていると考えられないだろうか。そうであれば、自然の猛威を必然のこととして受けとめ、生きる作法と知恵を学んでいかねばならないと思う。広島市で発生した土砂災害の脅威は想像を絶するもので、多くの方が亡くなられ、いまなお避難生活が続き、誠にお気の毒なことであります。東北大地震も現地では今なお避難生活から脱せない方が大勢おられます。災害は突然やってくると言いますが、不時に備える心構えの有無が生死を左右する事もあります。他人事でなく自分のこととわきまえ、家庭や職場で不時の備えについて話し合うことが大切だと思います。きょうは9月1日、大正12年関東大震災が起きた日であり、防災の日と定められています。改めて災害に対する心構えをしっかり持つようにいたしましょう。
今月中旬北朝鮮から拉致被害者の再調査報告があることになっています。果たしてどのような報告があるのか気にかかりますね。

平成26年8月1日号

第404号

暑中お見舞い申し上げます
大阪では天神祭りの頃が一番暑いと昔から言われてきました。7月24~5日、土用の丑の日が過ぎて8月に入りますと朝晩が少しずつ凌ぎやすくなってきます。もうしばらくの辛抱です。どうぞ、ご無理をなさらず、ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
さて、今回2枚の表を添付しております。魁基準建値とドル円の為替の推移表とそれを線グラフにしたものです。ここ10年の動きですが、2008年のリーマンショックによる急落とその後600円から800円の間を横這いするこの5年ほどの動きが目に付きます。

平成26年7月1日号

第403号

 1年の半分を越し、後半が始まる。6月と12月には罪や穢れを落とす祓えの行事があり、6月は夏越しの祓え、12月を年越しの祓えといいます。夏越の祓えでは多くの神社に茅草で作った輪が立てられ茅の輪くぐりをして邪気祓いをします。なごしのはらえ。言葉の響きもちょっといかしますね。
 今、安倍政権が集団的自衛権の行使を可能にするための憲法解釈を変更する決議を、今国会期中に成立させるべく、渋る与党の公明党をせついている。集団的自衛権とは。同盟国などが攻撃されたとき自国が直接攻撃を受けていなくても武力で反撃する権利です。従来、「憲法の解釈は保有すれど行使せず」で終始一貫続いてきたが、安倍政権になって変わってきた背景にはアメリカの影があります。台頭著しい中国の武力の増強と居丈高な外交姿勢に対し、同盟国がいつまでもおんぶに抱っこの姿勢でおられてはこまる。とくにアジアに位置する日本には抑止力を強化してもらい、自国の負担が軽減するよう協力してもらいたいと要請されているのではないでしょうか。平たく言えば、イラク戦争の時のように金を出すだけでなく、血も流して欲しいということです。敗戦後、「与えられた憲法ゆえ改憲すべし」の声が上がることもこれまでたびたびありましたが、この憲法の下、平和と繁栄が得られました。この憲法を改定するのは容易でなく時間がかかるため、とりあえず解釈をかえ要請に応えることになったということです。安易に平和をむさぼることが許されなくなってきたということでしょうか。誠に残念なことだと思います。

平成26年6月2日号

第402号

 春から夏の間には梅雨が有って、蒸し暑い日が1ヶ月以上続く。梅雨は黴雨とも書き黴が生えやすい高温で湿度の高い不快な季節である。だから入梅は遅いほどありがたいのだが、ここ数日の暑さは35度前後の猛暑で、これは又季節破りの速さである。幸いに乾いた空気で日差しを避ければ凌ぎやすい。7月梅雨が明けたらこうはいかない。蒸し暑い東南アジア独特の猛暑が連日続く。しかし今年はエルニーニョ現象の影響で北半球は冷夏になると予測されている。予測どおりになれば内需の減少に拍車がかかり、消費税増税の影響から落ち込んでいる現状からの浮上が難しく景気の低迷が長引くことになると懸念される。
 ガラケーってご存知ですか。何のことかわからないので若い人に尋ねたところガラパゴス化した携帯電話のこと、つまり昔の携帯でいまはスマホ(賢い携帯)、若い方々はガラケーからスマホに変わってるようです。私はもちろん電話のみのガラケーです。多様な使い方を知らないし、又使い方を教わってもそのしりから忘れてしまいます。しかしこのスマホ、いまやネット社会で必須の優れものです。距離の壁を越え情報が瞬時に伝達され活用の仕方によって新しい世界が開けたりします。この優れものをうまく使いこなすことで人生が変わってくるでしょう。しかしこの便利な道具を使うことだけにはまって、読書、想像、思索、創作などスマホを離れた時間が乏しくなるのはいかがなものかと心配します。知識はあるけどコミュニケーション能力が乏しい若者が増えてきているのも相関関係がありそうで、ネット社会を生きる若者に、はまってしまわず、うまく使いこなしていくよう学校や社会が適切な指導を行うことが望まれます。

平成26年5月7日号

第401号

 ゴールデンウイークは穏やかな天候に恵まれ、行楽を愉しまれた方も多く、又ゆっくりと体を休められた方も多くおられると存じます。5日早朝は関東で地震がありましたが、大きな影響もなく安心しました。
 4月から消費税が5から8%にあがり、その影響が懸念されていますが、皆様のところではいかがでしょうか。3月までの前倒しの売り上げ増の反動が当然出ていますが、平常に何時戻るのかが問題です。消費関連は自動車などは別ですが、心配したほど悪くないようで、非正規から正規雇用、10数年ぶりのベースアップを含んだ今春の賃金改定などが消費マインドを支えているようです。
 労働市場のタイト化は求人倍率に現れていますが、特に土木、建築関連は、東北の復興、オリンピック関連で人手不足が懸念されています。われわれの売り上げの低迷はそう長くなく、今月後半頃からは平常のレベルまで回復すると見込みたいところです。
 話は変わりますが、整理整頓について。整理とは要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てることと知っていましたが、30数年前に建てた家は子供が独立し老夫婦2人、結婚50年を経た世帯道具は捨てきれず温存したままでした。リフォームをするついでに、何時お迎えがあってもいい年なので、整理をしておこうと思い立ちました。取り組み始めたら要らないものばかりに驚きました。手元に残しておきたいものはほんの少し、貰って貰えそうなもの、大型ごみなど仕分け整理する作業はまだ終了していません。整頓は要るものを使いやすくならべること、使いたいとき何処にしまってあるのか探すに手間取るようでは整頓はもとより整理もできていないことになります。皆さんの職場の机やその周りの整理整頓はいかがですか。机の状態と脳の状況は相関関係にあるといいます。机の上が書類など積み重なって山のようになっている人の脳は机の上と同じ状況だというのです。仕事をしているように見えるがするべきことの優先順位が見えず、時間の無駄な使い方をしているかもしれません。
仕事を手際よく進めるためにはまず整理整頓をする。さすれば、頭もさえ仕事もはかどるようです。売り上げも上がりますよ。

平成26年4月1日号

第400号

 今日から新年度、新しいスタート台に立った方々の前途の幸多きを祈ります。
今日から平成9年以来17年ぶりに消費税が上がり8%になった。3月は駆け込みがあって輸送は積み残しが増え、迷惑を受けられた向きが多かったと思う。年の瀬も毎年同じような現象が起きるのだが、このたびは運賃の値上げのみでなく、経営上の問題として、顧客の理解と協力を求める動きになってきている。長尺物、重量物などが敬遠されるのも我々にとっては由々しい問題で、いずれにしろ、運賃の上昇という形で、跳ね返ってくる事は避けられない。
 余程の景気後退がないかぎり、来年さらに2%上がり10%の消費税がかかるようになるが、小刻みな改定は抵抗を和らげショックも少なく済むと考えられるが、実感として10%はかなり重く響くのではなかろうか。1989年4月3%1997年5%そして今回8%、上がり幅は小さいが,しめて10%にもなれば感じ方は変わってくる。給与が上がり、賞与も増え懐がポカポカ陽気であれば話は別だが、今年と異なり来年は消費の落ち込みが著しく、アベノミクスもダメノミクスになる懸念さえあるのではなかろうか。ここは一度腰を落として10%にする時期を見極めることが肝要だと思う。

平成26年3月3日号

第399号

 何故だろうか。3月に入りカレンダーをめくるとき、1月2月がアッという間に過ぎてしまったことを思う。毎年そう思うのだから面白いものだ。2月が短い所為だろうか。
 2月中旬の太平洋岸に降った雪は例年より多く、殊に北関東はその被害が広範囲に及んだと聞く。伸銅メーカーの日光工場の屋根が積雪の重みで倒壊し、操業がストップ、復旧までかなりかかるらしい。特殊な合金を生産している場合、代替品を調達しにくく、関係者は大変な思いをしていることだろう。一昨日、NHKで東北大地震の発生時にヘリコプターから撮影された映像が放映され、それを見て、改めて自然の猛威の強さ、大きさを認識した。丁度3年の月日を経たが、大津波で瓦礫と化した福島の原発は後始末に半世紀近い年月と誰も口にしないが巨額の費用をかけねばならない。エネルギー政策の中で、原子力発電はCO2対策やコスト面から有利と評価されており、原発事故を目の当たりにしても、まだその存続を許容する世論が強い。既存の原発を廃棄処理していくにも費用がかかる、それなら動かしながら寿命がきたものから始末をつけ徐々にしていくより仕方ないだろう。3年前のあの大津波は100年以上先のことにしてと、神頼みするばかり。こういった考え方もあるだろう。世界中に設置されている原発はおよそ600基、日本は約1割保有しておりこれを廃棄しても何も変わらない。まだこれから新設されるものさえあるのが現実である。
 しかし、人類は偉大なる自然の摂理に謙虚であらねばならない。年を重ねたら命は滅する。科学の力で細胞を作り延命するなど絶対してはいけない。自然の摂理に反することには罰が与えられる。それを忘れてはいけないと私は思う。
 お水取りが済むと春本番がやってくる。大阪場所が始まり、プロ野球のオープン戦、高校選抜野球、卒業式,ハルカス300(古語で晴れやかな気分にするの意があり、300は日本一の高さらしい)のオープンなど、人も物も動き出す。さあ、私たちも元気をだして動こう。

平成26年2月3日号

第398号

 今日は節分。明日4日は立春で暦の上では冬から春になる。とはいえ早春賦の歌詞さながらに、風はまだまだ冷たく北国は昨日も今日も雪の空である。邪気を追い払う豆まきの行事は誰もが子供のときから知っているが、関西からいまや全国版になった恵方巻きが節分の行事に入り込んできた。夕食に恵方(今年は東北東)に向いて巻き寿司を丸ごと1本丸かじりする。その間無言で願い事を思いながら食べきる。寒い冬を乗り切る(海苔切る)駄洒落も楽しい。鬼が臭いを嫌って入ってこないように柊に鰯の頭を刺し玄関や門に吊り下げる風習もあった。そのような面倒なことをする人が少なくなり都会では見られなくなった。昔の生活には季節の節目に家庭で行う行事があって情緒があった。豊かになり便利になったがいい物をだんだん失っているように思う。
 早春の特徴に三寒四温がある。昨日の2日のように4月の陽気になる日もあれば、雪が降って凍てつく日もあり、風邪を引きやすい。受験生を抱えるご家庭はずいぶん気を使われることだろう。十分注意を払い乗り切って喜びの春を迎えられるよう祈ります。

平成26年1月6日号

第397号

 あけましておめでとうございます。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。本年も倍旧のお引き立てを賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
 昨年はアベノミクス効果で株式市場が上昇し、消費に明るさが見え、景気回復の兆しが出てきましたが、本年は出遅れている様々な業種に、又地方にとその波動が広がっていってほしいです。証券業界には『辰巳天井、午尻下がり』という諺がありますが、今年は逆に午しり上がりになってくれると期待しましょう。4月から実施される消費税3%upが景気回復のブレーキになると心配するむきもありますが今の様子ではその心配は要らないと思えます。2020年のオリンピックに備えた様々な準備が動き始め、東北の復興も前へ進む。富士山の世界遺産登録、和食の文化遺産認定があとおしして日本の人気は高まり、円安の効果も働き外国人観光客が一段と増加しています。このように明るい材料が多いのですが、ひとつ心配なのは、異常気象や天変地異であります。自然の摂理を軽視する人類へのいましめが高まってきているということを忘れてはなりません。
本年が穏やかに平和でありますよう祈ります。