FAQ一覧

今までいただきましたお問い合わせの一覧です。

山内金属株式会社について

●どんな会社?
●取り扱い商品は?
●どんな加工品ができますか?

素材について

ステンレス

●ステンレスにはどんな種類のものがあるのでしょう。(材質・表面処理)
●ステンレスは錆びますか。
●手入れ方法は?

アルミ

●アルミにはどんな種類のものがあるのでしょう。(材質・表面処理)
●アルミは錆びますか?

銅     

●酸性雨の話を聞きましたが、大丈夫でしょうか
●葺いたばかりの銅屋根が、黒く変色することがあるそうですが、問題ありませんか?
●腰葺きを考えていますが、瓦との取り合い部に、穴あきが出来ると聞きましたが、

 どうしたらよいでしょうか?

● 緑青・銅イオンの生物に対する影響はないのでしょうか?
● 銅の微量金属作用について

チタン     

●加工しにくいと聞きましたが、硬いのでしょうか?
●在庫について
●チタンの耐久性について
●屋根成型品はありますか?

人工緑青銅板 緑彩

● 経年変化はどうなって行くのでしょうか?
● 加工しても塗膜は大丈夫でしょうか?

タフ・カパーについて

●経年変化はどうなって行くのでしょうか?
● 加工しても皮膜は大丈夫でしょうか?

亜鉛合金板 ラインジンク

●経年変化はどのようになっていくのでしょうか
●板厚が厚いのですが、加工性は良いのでしょうか?

屋根材(魁・はやぶき・はればれ・シャダンルーフ)

●材質は?
●銅一文字「魁」について
●一文字「はやぶき」について
●リフォーム屋根材「はればれ」について
● シャダンルーフ12 について
● シャダンルーフ20について

 



どんな会社?
弊社は非鉄金属材料の卸売をメインにしておりますが、
その加工も手がけております。
また、金属屋根用オリジナル成型品を自社で各種製造・販売致しています。

取り扱い商品は?
銅・アルミ・ステンレスの他、各種非鉄金属の様々な形状のもの。
また、金属屋根成型品、下地材など金属屋根施工に関わるもの。などです。

どんな加工品ができますか?
非鉄金属全般(銅・黄銅・アルミ・ステンレスなど)において、さまざまな形状(板・条・パイプ・棒・アングル・フラットバーなど)のものを、切断・切削・曲げ・絞り・穴あけなどの機械加工及び表面処理加工をしております。

 



ステンレスにはどんな種類のものがあるのでしょう。(材質・表面処理)
材質としては、建材として最も多く使われるSUS304のほか、SUS430、SUS316などがあります。表面処理には、適当な光沢のある最も一般的な2B仕上のほか、これを研磨した#400(400番)仕上、長く連続した研磨面をもったHL(ヘアライン)仕上などがあります。

ステンレスは錆びますか。
はい。錆びにくい金属ですが錆びない金属ではありません。特に表面に鉄粉が付着したりすると、「もらいさび」を発生させるおそれがあります。しかしながら、使われる環境や部位に応じた適切な材質を選び、適切な清掃・手入れを行うことにより、その美しさを半永久的に保つことが可能です。

手入れ方法は?
表面に堆積物の溜まる度合いに応じて、年1〜数回中性洗剤洗浄後、水洗する程度の簡単な清掃で、「さび」の発生をほとんど防ぐことができます。

カラーステンレスのオリジナル色があると聞きましたが。
メタリックグレー、カパーブラウン、キャメルブラウンです。実際の色合いは弊社の色サンプル帳あるいはホームページで御確認下さい。

 



アルミにはどんな種類のものがあるのでしょう。(材質・表面処理)
大きく純アルミとアルミ合金に分類されます。純アルミはアルミニウムの純度が99%以上のもので、アルミ合金はアルミニウムを主体にマグネシウム・マンガン・ケイ素・銅・亜鉛などの元素を少量加えたものです。表面処理には、建材としてはアルマイト、焼付け塗装、電解着色などがあり、装飾性や耐食性を高めるためなどに行われています。

アルミは錆びますか?
アルミニウムは、空気中では耐食性のよい酸化皮膜を自然に形成し、自己防衛するすぐれた特性を持っています

 



酸性雨の話を聞きましたが、大丈夫でしょうか
一般的に空気のきれいな地域に降る雨は、PH5.6程度(中性7.0)といわれており、この数値より低い値を示す雨が国際的に酸性雨と呼ばれています。日本国内では、環境庁による調査で、PH4.5〜5.8の結果が発表されています。(昭和63年〜平成4年)酸性雨による銅の溶出量はPH4付近から急に多くなり、PH3.5でほぼピークに達します。しかし、PH5近辺ではほとんど溶出しません。また、国際標準化機構腐食分科会による世界48ヶ所の減耗量調査では、4年間(1986〜1989)の平均減耗量は東京0.0006mm/年、沖縄0.0023mm/年で、硫酸濃度の高いヨーロッパの工業地帯でも最大0.0033mm/年となっています。仮に0.0033mm/年の減耗が起こったとしても0.1mm減耗するのに30年、沖縄では43年、東京では166年となります。このように、適切な板厚を使用することで十分な耐用年数があることがわかります

葺いたばかりの銅屋根が、黒く変色することがあるそうですが、問題ありませんか?
通常の場合はこのようなことはないのですが、稀に大気中に含まれた化学成分やスモッグなどが雨に溶け込んで、銅板と接触することで急速に初期酸化を促します。この結果が黒く見えるのです。しかし、この酸化膜はごく薄いため、その後の雨によって洗い流され、3〜6ヶ月後には正常な茶色に変色します。

腰葺きを考えていますが、瓦との取り合い部に、穴あきが出来ると聞きましたが、
どうしたらよいでしょうか?
雨水が強い流れになり、銅屋根のある箇所に集中的にあたると、その部分の銅は減耗しやすくなります。これは銅の上に出来る酸化物からなる保護膜が、強い流れのために取れ易くなるためです。また、この現象は屋根面に砂塵が強く当たったり、瓦の釉薬に含まれる化学成分の溶出によっても加速されると考えられます。特に腰葺き(額縁葺き)の場合瓦の落差も加わり、銅板だけで葺いた場合に比べ減耗は多くなります。これを放置すると酸化物が黄色に変色し、ひどい場合には穴あきにまで、至ることがあります。この対策として、瓦と接する部分より3段程度までは銅板を2重葺きにするか、銅板の板厚を上げて使用する(例えば、0.5mm以上)にするようにおすすめします。


緑青・銅イオンの生物に対する影響はないのでしょうか?
以前は、緑青は猛毒といった誤った認識がありましたが、日常の生活にはまったく影響がないことを厚生省からも認められ、現在では教科書や百科事典などにも毒といった記載はありません。むしろ、銅は血液を作り出す重要な体内元素であり、人間にとって欠かすととのできない物質です。但し、微生物、水生生物、特に淡水魚の中には、他の金属イオンと同様に、微量でも影響を受けるものもいます。池の構造にもよりますが、銅屋根から直接雨水を流し込むようなことは避けたほうが無難です。また、銅イオンには白蟻の発生を防ぐほか、銅屋根を流れた雨水を受ける天水桶等のボーフラの発生を防ぐ性質があります。

銅の微量金属作用について
僅かな分量の銅化合物が水にまざるだけで、驚くべき殺菌作用を有する事実が、1893年(明治26年)植物学者ネーゲリーによって発見されました。この作用は微量作用、極微作用とも呼ばれ、銀や水銀にもあって、微生物や藻類水生生物が微量の銅イオンによって死滅するものです。現在この作用を利用したものとして、台所からの雑排水による水質汚染防止を目的とした、銅バスケットや、下水処理施設における藻類の発生を抑制する目的の銅製越流板や、水虫対策用の銅繊維を利用した靴下などあらゆる用途に広がり、効果をあげています。
[参考文献 社団法人日本銅センター 改訂銅屋根工法マニュアル   銅と衛生]

 



加工しにくいと聞きましたが、硬いのでしょうか?
加工性についてはステンレスと大差ありません。ステンレスで可能な成型加工は全て可能です。しかし、鉄・ステンレスと比べ、スプリングバックが大きく、一文字葺きにおける「はぜならし」などは、戻りを考慮して強くするほうが良いでしょう。


在庫について
純チタンKS40(JIS1種)板厚0.3mm 幅455mmと914mmで在庫しています。
この他の寸法については受注生産にて製造可能です。

チタンの耐久性について
チタンの表面には100Å(オングストローム、1Å=10-8cm)以下の厚みの酸化膜が存在します。この酸化皮膜は様々な環境に対して非常に安定しています。このことから、チタンは大気中、海水中、そして様々な化学環境に対して優れた耐久性を示し、自然環境においては決して腐食しない高耐食性材料と位置づけられています。

屋根成型品はありますか?
当社では一文字葺き「はやぶき」で成型加工しております。130型、175型、250型の3種類があります。

 



経年変化はどうなって行くのでしょうか?
緑青銅板「緑彩」は大気の影響により徐々に酸化し、色調も変化しながら長い時間をかけて自然の営みにより幽玄な天然緑青へ移行するように皮膜設計をしております。
従って色調変化の保証は行っていませんが長期の経年変化については次の通り予測しています。(一般環境において)
(1) 施工後:3〜5年
若干の色褪せはあるが、皮膜は殆ど変化しない。
(2) 施工後:3〜10年
皮膜は表層部より徐々に風化が始まり、時によっては非常に白く見える時があるもの
の、緑青色外観を保つ。
(3) 施工後:7〜15年
皮膜は次第に薄くポーラスになり、生地が露出しないまま、部分的に茶色や黒っぽい
点状の皮膜(酸化銅・亜酸化銅)が生成する。
(4) 施工後:15〜20年
黒色又は褐色の部分が次第に増し、落着いた黒っぽい色調になる。従って、全面的に
黒っぽい皮膜になるには20年以上先となるであろうと思われるが、この頃より徐々に緑青色への転換が開始されると想定しています

加工しても塗膜は大丈夫でしょうか?
銅板に特殊前処理を行い、さらに第1層に銅板との密着性を配慮した熱重合タイプの特殊樹脂を使用しているので、優れた加工性が有り、ロール、ベンダー曲げ、はぜ曲げ、絞り、押出しなどの各種成型を行っても、皮膜にわれや剥離が見られません。

 



経年変化はどうなって行くのでしょうか?
タフ・カパーは銅板に鉛合金を溶融メッキしている屋根材です。そのため表面の色調は、当初は鉛メッキの銀色をしていますが、3〜6ヵ月後には濃いグレーへと変化し、その後、1〜2年で灰白色の酸化鉛へと変化し安定するのが一般的な変化です。

加工しても皮膜は大丈夫でしょうか?
鉛合金の皮膜は約40μmと厚く、しっかりとメッキされています。しかし、鉛は柔らかく加工時には芯材の銅板に追従し、しかも潤滑材的な働きとなります。このようにロール成型やバッタ曲げ加工などの一般的加工において、鉛合金のメッキ層の剥離はありません。

使用実績はありますか?
アメリカではLEAD−COATED COPPERと呼ばれ、80年以上の実績が有ります。日本では当社が1990年に輸入し、兵庫県芦屋市立美術館の屋根に使用されて以来、多くの建築の屋根や壁、水切りなどに使用されています。実績としては大塚国際美術館(平成9年)、大分市美術館(平成10年)、吉田正記念館(平成16年)大阪市淀川消防署(平成16年)などがあります。また、最近では平成14年リニューアルした大阪市中央公会堂や神戸市立博物館などの改修工事にも使用されています。

 



経年変化はどのようになっていくのでしょうか
ラインジンクの表面は、プリウェザード処理によりライトグレー色の炭酸亜鉛被膜(ZnCO3)が付けられています。これは自然に発生する塩基性炭酸亜鉛の1成分です。この炭酸亜鉛被膜は大気中の水分や雨等により、徐々に塩基性炭酸亜鉛に変化していきます。この変化は環境により、多少色調の差はありますが、基本的には艶が無くなる程度で永く続きます。また、このプリウェザード処理は、塗装と違い人工的に処理した化成皮膜処理です。このため製造ロットにより色差が発生することがありますが、将来的には天然の塩基性炭酸亜鉛に変化し、環境に応じた色調にそろいます。

板厚が厚いのですが、加工性は良いのでしょうか?
ロール成型やベンダー曲げは自由に加工が出ます。しかし、板厚0.7mmの素材ですから、銅板などの柔らかく薄板で使用する材料と同様な加工は無理な場合が有ります。特に一文字葺きなどのバッタ加工は難しい加工と言えるでしょう。また、折り曲げ加工は、曲げ部分を2tR以上の曲げアールとして、急激な加工は避けて下さい。特に気温15℃以下での密着曲げの場合、先端に割れを生ずる場合があります。低温時におけるこのような加工が必要な場合、ヘアードライヤー等で過熱して成型してください。また、同じ箇所での曲げ返しは割れの原因となります。ラインジンクは他の金属屋根材とは異なり、亜鉛が主成分である合金です。使用にあたり留意していただく点も多くあります。設計・施工に当たっては素材の特性を充分に御理解いただき、正しくご使用いただくことをお願いいたします。

 



材質は?
使用する材質は以下の通りです



はやぶき

はればれ

シャダンルーフ12

シャダンルーフ20
銅板
 
緑彩
 
 
硫化銅板
 
 
カラー
ステンレス
 
カッパー
ソフテン
 
 
タイマカラー
GL
 
 
チタン  
     
カラーアルミ      
 
遮熱鋼板        

銅一文字「魁」について
昭和55年発売以来、多くの建物に採用されてきた一文字葺きの銅屋根材です。それまで匠の世界であった銅屋根を、誰でも美しい銅屋根が安く施工できる商品として、日本全国で採用されてきました。銅・緑青銅板緑彩・硫化銅板の他にカラーステンレス(0.3mm)とカッパーソフテン(0.3mm)があります。

一文字「はやぶき」について
「はやぶき」は従来工法より早く、きれいに、しかも、カラーステンレスやカラーGL鋼板にも対応する商品として開発しました。従来工法の問題点であったジョイント部の「掴み込み」作業を無くし、ハゼを引っ掛けるカセット方式の採用により、従来不可能であった板厚0.4mmのカラーステンレスでも、美しい一文字葺きが施工できるようになりました。しかも、作業性の向上による工期短縮や、熱膨張の伸縮による「あばれ」を防止することにより、誰でも簡単に美しく施工することができます。銅板、硫化銅板、緑青銅板緑彩、カラーステンレス、カッパーソフテン、タイマからーGL、チタンと多くの材質があります。


リフォーム屋根材「はればれ」について
「はればれ」は平板瓦の改修用に開発した一文字葺きで、既存の平板瓦を撤去せずに「かぶせ葺き」ができます。この工法はごみもほとんど出さず、住みながら施工できるため、経済的で、しかも環境にやさしい工法です。重量は1m2当り4.5kgと日本瓦の1/10以下と極めて軽量ですので、建物の構造への負担がほとんどありません。地震にも安心です。形状は「はやぶき」と同様で、平板瓦の働き寸法に合わせ182mmと227mmの規格を用意。材質はタイマカラーGLとカラーステンレスがあります。

シャダンルーフ12について
シャダンルーフ12は定尺工法の横葺き屋根材で、本体同士の接続は、継ぎ手カバーを不要とした底目地タイプのカバーレス工法です。固定は吊子方式で、ジョイント継ぎ手のオープン目地により横方向の熱膨張による伸縮を吸収し、「あばれ現象」を完全に防ぎます。本体及びジョイントにはバックアップ材を裏張りしており、作業時の踏みつぶれを防止するとともに、従来品に比較して防音性や断熱性も向上しました。屋根勾配は2.5寸以上。材質は銅、硫化銅板、緑青銅板、カラーステンレス、カッパーソフテン、カラーアルミ、タイマカラーGLと、多くの素材に対応できます。

シャダンルーフ20について
シャダンルーフ20は断熱性能の向上を目的に開発した定尺横葺き屋根材です。標準材料は遮熱塗装鋼板0.4mm(ガルバリウム鋼板)を使用し、通気部を設けた断熱バックアップ材により20度以上の断熱効果が期待できます。軒先部には専用の換気唐草(アルミ押出し型材)を使用し、換気棟から排気することで自然な空気の流れをつくり、夏場の温度上昇を防ぎます。本体及びジョイント継ぎ手はシャダンルーフ12とほぼ同様ですが、ハゼ部の改良により2寸勾配にも対応でき、段の見付け寸法20mmと意匠性も向上しています。リフォームにも対応でき、平板瓦の改修も既設屋根を撤去せずに「かぶせ葺き」で、しかも通気工法が簡単にできます。材質は遮熱塗装鋼板、銅板も可能。

 


 

 

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